今年最初のブログは、1月15日に開催されました
コンコルディア アンサンブルコンサート2011の様子を
2ndのやのがお届けいたします。
これはコンコルで毎年1月頃に開かれる
ソロやアンサンブルの発表を目的とした部内演奏会で、
普段の活動ではなかなか経験できない
少人数での演奏を、部内とはいえ人前で披露するという
部員にとってはとても貴重な場でもあります。
以前は6名〜8名ほどのアンサンブルもいくつか見られたのですが
やはり皆忙しい中でそれだけの人数で集まって練習するのはなかなか難しいようで
ここ1〜2年はソロやデュオでの演奏が多くなってきました。
今年は
マンドリンソロ1名
マンドラソロ1名
ギターソロ3名、
マンドリンデュオ1組
マンドリン&ギターデュオ1組
マンドリン&マンドラ&ギターのトリオ1組
というラインナップでした。
当然のことながら合奏と違って、
ソロやデュオなどの演奏ではその人個人の出す音や
作り出す音楽がそのまま丸裸になって聞こえてしまうわけですが
今年は特に、演奏したそれぞれの人たちの
人柄や性格がくっきりと浮かびあがるような、
とても「その人らしい」演奏ばかりだったのが印象的でした。
そして・・・
「練習はうそをつかない」ということ・・・
練習量はちゃんと演奏にあらわれる、
そうやって、弾き込まれてその人のものになった音楽こそが
人の心を打つのだと、強く感じた演奏会でした。
また今年は初めて、「雑司が谷音楽堂」という
目白の静かな住宅街に建つ小さなホールでの演奏会だったのですが
マンドリンやギターの室内楽にぴったりの
響きのとても美しいホールで
演奏者にとっても、聴衆にとっても、
気持ちのよい幸せなひと時を過ごすことができました。
機会があればいつかまた
ちゃんと練習をして、あのホールで、
ちゃんと皆さんにお聞かせできるような
そんな演奏もしてみたいものです・・・・・
コンコルの皆さんも是非
たくさんチャレンジしてくださいね!!
あのホールで弾くのは、本当に快感ですよ

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ところで今日は、東京オペラシティでの
中島 麻さんのリサイタルに行ってきました。
中島 麻さんは、指揮者の以前からのお知り合いの
中島晴美さんというギタリストの方の娘さんで
今年6月のコンコル定期演奏会では
「マンドリンオーケストラのための三楽章 第四番」で
ヴァイオリンのソロを弾いていただくことになっているのです。
http://www.asa-violin.com/
コンコルのメンバーも、今日の演奏を楽しみに
会場まで足を運び、拝聴させていただきました。
やはりそのお人柄がしのばれる、
とてもステキな演奏でした。
情熱的でいてかわいらしく
やわらかいようでキンとまっすぐな、音色と音楽。
そして、さっきまでの激しい演奏がウソのように
その直後に見せるチャーミングな笑顔が印象的でした。
決して強引ではないのに、演奏会終盤に向けて
聴衆をグイグイと引き寄せていくパワーは圧倒的でした。
今年の6月の定演が100倍も楽しみになってしまったのは
言うまでもありません。。。
その前に、あのヴァイオリンに恥ずかしくない
演奏をしないとですね・・・
明日は練習です。
がんばりましょう!
