2ndマンドリンの山下です。
もういくつ寝るとお正月がやってきますね。
今年は年初めからほんとうに大きな変化を見せた一年だったように思います。
様々なことに関して自分の考え方を改めさせられる年というのは充実する分すぎるのも早いです。
と、真面目なようなことを綴っていますが、これは11日の練習報告なのです。
ためてしまって申し訳ございません。 明日書きますね!から一週間がたってしまいました。
11日は以下の4曲を練習しました。
・ローラ序曲 (ラヴィトラーノ)
・夜曲 (S.Copertini)
・幻想曲「華燭の祭典」(G.マネンテ)
・大幻想曲「幻の国(邪馬台)」(鈴木静一)
記憶違いがありましたらすみません。
今年度の曲も自分が弾いたことのないばかりか聞いたことのない曲も多くあり、また新しい扉を開ける気がします。
しかしこの日の練習した曲は比較的に馴染みやすい曲が多かったです。
曲に関してあまり気の利いたことは言えませんが、簡単に個人的な感想と思い入れを少しだけ書きます。
●ローラ序曲
馴染みやすい曲の一つである、ローラ序曲はなんだか弾いたことも聞いたこともないのに中・高時代を思い出させる何かがあるような、ないような…。
曲の緩急の付き方がわかりやすく、タテで合わせていけば派手に聞こえるタイプの曲なのではないかと思います。
その反面、いくつかあるテンポがゆっくりのメロディ部分をきれいにひかなければちょっとつまらない曲になってしまう気がするので、ゆっくりの部分も丁寧に弾きたいなあと勝手に自分の中で目標をたてました。
きっと一昔前の私だったらひたすらにタテで合わせる部分ばかり練習していたことでしょう…。
●夜曲
夜と名前につくだけあって一番盛り上がっても強いmfくらいでいいのではと感じる静かな曲です。目をつむって聞くと夜の星がきらきら綺麗に輝いている様子が思い浮かべられるようなそんな曲です。
まったく関係のない余談ですが、最近ビートルズの青盤をよく聞いていてその曲の中で、この曲は夢うつつなかんじの曲だなあと思っていたらやっぱり、眠くていつのまにか寝てしまっていて、怖い夢をみてあわてて起きた みたいな曲だったわけでサウンドを聞いただけでイメージが伝えられるなんてすごいなと感動したということがありました。
というわけで、この曲もそういう風にイメージが伝わるように演奏したいですね。
●華燭の祭典
この曲はいわずもがなお祭りの曲です。こちらもなじみやすいというか、有名すぎてそんなレベルではないですね。
一時期本当に大好きで毎日聞いていることもありました。若さです。
そんな大好きだった曲を弾けることになったので弾くときはとてもノリノリで弾きたくなるので楽しいです。
お祭りの曲というのは弾いている側も楽しくなるように作曲されているのでしょうか。そうだと思うと作曲家の方も楽しいのでしょうね。
でも昔から思っていたのですが、一楽章を聞いていると、人ごみすげえ→動けない、ちょっと足踏まれた→ようやく人ごみぬけたよ→やっぱ華やかできれいだなあ→人が集まっているなんだろう→パレードだ!すげえ→人ごみすごいでも楽しい
というストーリーがあるのではないかとこっそり考えたりしています。でもこれでは人ごみの曲ですね。
●幻の国(邪馬台)
これです。今回の新しい扉一つ目です。
とはいっても鈴木静一さんの曲で有名なものはいくつか聞いていたので別段驚くことでもないのですが。
でも弾いたことはなかったのでいざ弾いてみると、聞いているのとはまた違ったインパクトがあってすごい個性溢れる曲をつくる人だなあと感じました。
一楽章が全力のffから始まるところがすごく大胆でいいなあと思います。
音の運びも手伝ってより邪馬台国の世界観みたいなものが表現されている気がします。弾いていてもこの大胆な感じに身を任せたくなります。
そして二楽章はヒミコが失踪してしょんぼりしているところから、ようやくヒミコがかえってきた!という人々の喜びの曲かと思われます。
個人的にはどうして三楽章で動乱がおきてしまうのだろうと不思議です。ヒミコが帰ってきたことで暴れ出してしまう輩が出てきてしまったのでしょうか…。ヒミコおかえり!!だけではきっと満足できなかったのでしょう。
関係ないのですが、ずっと天照大神のお話だと勘違いしていることに今気がつきました。岩戸神楽という文字をみて、天岩戸だと思ってました。恥ずかしい
曲の感想はこんなかんじです。足りない曲あったらすみません。逆にこの日この曲弾かなかっただろというのがあったらすみません。
このような文章でコンコルディアの空気を感じていただけているのかは不明ですが、興味をもたれた方は是非練習にいらしてください。
それではみなさま良いお年を!!